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今まであえなく発生させてしまいましたコケ、及びコケ以外でも水草レイアウトの美観を損ねるものをまとめてみました。
コケの発生は、水草レイアウト・水草水槽をやっていく上で避けては通れない道と言っても過言ではありません。コケが出てしまった場合でも、対処法を誤ると、癒しやインテリアのために置いた水槽も台無しとなってしまいます。ここでは推測される発生原因、及び発生してしまった後の対処法を書いています。コケが発生してしまった時の助けとなれば幸いです。
※ここで紹介してありますネタは、わたしの水槽環境下で行った結果です。全ての環境で同じ結果が得られるとは断言出来ませんのでご了解下さい。
コケが出てから考えるより、出にくい環境を先に作る
このセクションは発生してしまった後の話が中心ですが、そもそもコケを寄せ付けない管理をどう組み立てるかについては作成スタイルのセクションに、ろ過・水質・肥料・トリミング・生体という切り口で分けて書いています。特にトリミング直後は水槽にとって一番の環境変化が起きるタイミングで、コケが顔を出しやすい時期でもありますので、トリミング編と合わせて読んでもらえると分かりやすいと思います。木酢液を使った局所的な駆除など、実際に試した小ネタの方は技術集にまとめてあります。
なお、コケの多くは富栄養化、つまり水の中に養分が余っている状態と結び付いています。水槽の外の世界で富栄養化がどう扱われているかは、環境省の水・土壌環境の情報や、米国環境保護庁の栄養塩汚染の基礎解説が参考になります。規模はまるで違いますが、起きていることの筋道は水槽の中とそう変わりません。
コケデータ一覧
- 茶ゴケ(珪藻) ― 名前の通りの茶色いタイプのコケです。主にまだ不安定なセット初期に発生します。
- グリーンウォーター(アオコ) ― 水草レイアウトで降って湧いたように発生することのあるグリーンウォーターです。数週間で透明な水がほぼ視界ゼロにまでなってしまいます。
- 緑色の斑点状ゴケ ― 丸い円を描くように発生するコケです。主にガラス面などに発生します。スクレイパーでもなかなか取れないくらい堅いコケです。
- アオミドロ(とろろ状タイプ) ― かなり柔らかいタイプのアオミドロです。水草水槽だけでなく、炎天下のビオトープにもよく発生します。
- アオミドロ(細く長い糸状タイプ) ― とろろ状タイプと違ってやや太く、1本1本で伸びているのが分かります。滑り気などはなく、実際の糸のようにやや堅い感じのするアオミドロです。
- ガラス面などに付く細く短い緑色のふさふさしたコケ ― メンテナンス時のガラス面に付いていることが多いコケです。立ち上げ当初より多少時間が経過してから発生することが多いです。
- 長くなる灰色の糸状コケ ― 非常に美観を損ねる見た目、灰色をしたコケです。水質が改善されない限りかなり長く成長します。
- 石やガラス面に付く深緑色のコケ ― 主に流木や石のような堅い素材にべっとり付着します。見た目自体はそれほど悪くはないです。
- 黒髭コケ ― 水槽で目にする機会の多いコケの代表格の一つです。発生頻度も高く、見た目もどす黒くて水草レイアウトでの壁となるコケです。
- ラン藻(藍藻) ― 深い緑色でべっとりしています。バクテリアの一種で、ちょっとした欠片からでも増殖してしまいます。
- 黒いイソギンチャク状のコケ ― 見かけは黒髭コケに似ていますが、イソギンチャクのように1点から放射状に大きくなっていきます。
- 粘りのある茶ゴケ ― 成長は早くありませんが水草にべっとりと付着します。引っ張ると非常に粘りけがあって、ガムのように伸びます。
- スポンジ状の茶ゴケ ― スポンジのような球状に増えるタイプの茶ゴケです。水草の頭頂にも丸く発生する面白いタイプのコケです。
- ミズカビ(流木から発生) ― 流木に発生する白や黒色のカビです。購入したばかりの流木に発生することが多いです。
- ヒドラ ― 触手を持った淡水版の小型イソギンチャクです。目視でも動いているのが分かります。
- 短かい灰色の糸状コケ ― 流木や枯葉に付く灰色のコケです。発生してもかなり成長は遅く、長さも長くなることはありません。
- 短く白っぽい糸状コケ ― 白っぽく、短いままで留まるタイプの糸状コケです。
- イトタヌキモ ― 成長速度が早く、糸の様に延々と伸びて行きます。ビオトープなどではよく見かけ、小さくかわいい花を咲かせます。
- ふさふさした球状の緑コケ ― かなりこなれた環境で発生する綺麗なコケです。流木に発生することが多いです。
- アオミドロ(堅く長い糸状タイプ) ― 釣り糸のテグスのように太いアオミドロです。肥料の入れすぎで出てくることが多く、当方では底床肥料を規定量の3倍以上入れていた時期に出ました。
- ガラス面に着くものすごく固い緑色のコケ ― ガラス面に固着する、極端に硬いタイプの緑色のコケです。
- 綿状の白っぽいコケ ― 白っぽく綿のような見た目で広がるタイプです。
- 油膜 ― コケではありませんが、美観を損ねるという意味で載せています。水面に水草が綺麗に反射した姿も水草水槽の魅力の一つですので、なるべくなくしたいものです。
一覧の番号について
この一覧は途中で項目の並びを整理し直しているため、古いページの並び順と番号が食い違っている箇所があります。ここに載せている順番が最終的なものです。個々のページはコケの見た目から引けるようにしてありますので、番号ではなく名前と写真の印象で探してもらうのが確実だと思います。水草側の育成条件と突き合わせたい場合は水草データ紹介も合わせてどうぞ。
