- 水質
- 弱酸性〜弱アルカリ性、軟水〜中硬水
- 光量
- 2〜3灯
- 二酸化炭素
- なるべく添加する(2〜3秒に1滴)
- 難易度
- 簡単
育成条件
名前の通り非常に小型のニムファです。スイレン系は葉径20cm以上など非常に大きくなる種類が多い中にあって、貴重な存在です(笑)実際に葉は大きくなっても6〜8cm弱程度に収まります。
CO2はなくても育ちそうですが、2秒に1滴程度でも入れておけば成長はかなり良くなります。光量も2〜3灯くらいはあった方が丈が低いままになってくれて綺麗に育ちます。逆に光が足りないと、他のスイレン系と同じように葉柄だけを伸ばして上を目指してしまいますので、この種の一番の売りである小ささが消えてしまいます。せっかくのドワーフですから、そこはケチらないほうが結果的に得だと思います。
特徴
葉の色は環境によって薄緑〜黄色〜薄褐色と幅があり、それらの中に小さい赤斑が多量に入ります。派手すぎず地味すぎない、ちょうど良い色合いです。ニムファ属という括りでどんな植物なのかを調べたいときは、キュー王立植物園のPlants of the World Onlineで属から当たっていくと背景が見えてきます。
浮葉はまれにですが、出てくることがあります。やはり水中葉と同じくかなり小さめです。出て来たらトリミングしてしまえば良いですが、小さいためそれ程光を遮りませんから、残しておくとオープンアクアなんかでは自然っぽくて逆に良いかもしれません。
育て方のポイント
成長速度は上記のような環境であればかなり早く、よく増えてくれます。増え方はランナー(地下茎)を伸ばして色んなところに芽を出してきます。主に主株の周辺部にランナーを伸ばすことが多いですが、まれにクリプトみたく、とんでもない遠くのところから不意に芽を出すこともあります。
増殖スピードは環境が良いとかなり速いため、ワンポイントのつもりがいつの間にか大分占領されていた、ということもあり得ます。本種は地中の深いところから芽を出してくるため、完全な間引きは難しいです。出て来た葉を繰り返しトリミングするしか対処法はないでしょう。そういったところから、本種を植える際はそこまで想定してから使うのが吉です。私は結局、増える前提で植え場所を決めるようになりました(笑)刈り方の基本的な考え方はトリミング編のほうにあります。
レイアウトでの使い方
葉が大きいと下部が暗くなって、その部分に植えてある水草の成長が悪くなる難点があります。スイレン系を中心にしたレイアウトでは陰になる部分をどう埋めるかが一つのポイントとなりますが、それを補完出来るのが本種です。始めに出た葉からどんどん階段状に光に向かって増えていくため、陰になる部分をちょうど埋めてくれます(素晴らしい!)。
スイレン系は大きくなるのと派手な葉が多いため、どうしても自然とレイアウトではメイン格に昇格してしまいます(汗)その中にあって本種は、草姿の小ささと、スイレン系のなかにあってはやや控えめな色から、スイレン系メインのレイアウト以外でも十分使えます。増殖スピードも速いので、その気になれば前景を一面繁茂させることも可能です。CO2、光量もそれほど求めないところから、陰性系のレイアウトでも普通に育てられます。個人的に好きなのは、草原のようなレイアウトのワンポイントで混ぜるように植える使い方で、これが良いアクセントになってくれる感じがします。
同じスイレン系ではラビットイヤーロータスやタイニムファも育てています。中景全体の考え方は中景用水草カテゴリー、水質や光量の表記の見方は水草図鑑トップにあります。
